タブレットは必須

先日「高校留学生もネットにつながるのがあたりまえの時代」でも書いたけれど、高校留学生が自分でいつでもネットにつながるのがあたりまえの時代が始まった。この流れはもう止めることはできない。

そして、最近訪問したニュージーランドの高校のいくつかでは、学生にノートパソコンやタブレットの使用を義務づけている。

ある高校は、3年前にYear 9から段階的に実施していて、今年はYear 9、Year 10 、Year 11 が必須で、再来年には全ての学年でタブレットの使用が求められそうだ。また、別の高校に私が行ったときに「生徒の多くが授業中にノートパソコンを開いているけれど、必須なのですか?」と聞くと、「そうですよ」と「なぜそんなあたりまえのことを聞くのか」というように言われた。

当然、ニュージーランドのほとんどの高校では現在校内にwifiが飛んでいて、全ての学生が教室でも廊下でもグラウンドでも、インターネットに接続できる。ただしフェイスブックなど一部のサイトにはアクセスできないようになっているし、寮では、就寝前にネットに接続できるディバイスを寮監督に全て預けなければならないというルールもある。

すでにニュージーランドの高校では、「デジタルディバイスが勉強に必須」になろうとしている。持っていて当たり前、ということだし、持っていないと授業に差し支える場合もあるということだ。

ただ、学校によっては、まだそこまで行っていない高校もあるし、個人では持たなくても、図書館などに設置してある学校のコンピュータを使うことで十分代用できる場合も多い。

でも、おそらく数年後には、ニュージーランドのほとんどの高校で、タブレットやノートパソコンの使用が必須になるだろう。

十代から留学に来る留学生達は、デジタルディバイスを持つことを前提に、ネットリテラシーについても、留学前に親御さんとよく考えてくる必要がある。

時代はどんどん変わっている。

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