大人からの真剣な言葉

昨日のブログで、高校留学生は、学校、保護者、弊社の三者で見守っていく、と書いた。これは、留学生からすれば、その三者からコンタクトされて、いろんなことを言われたり聞かれたりすることを意味する。

だからこそ、全く異なったことを言って留学生を混乱させたりしないように、三者でよくコンタクトを取って、情報を共有し、一つの方向に学生を導いていく。

でも、大きな方向は一つでも、周囲の大人によって、言葉のニュアンスや雰囲気、言外の意味、などが実際には少しずつ異なることもあるだろう。

例えば、この一年間の勉強の重要性について、学校、保護者、弊社それぞれが留学生と話をするとき、学校は、他の現地の学生や過去の卒業生を例にとって話をするかもしれないし、親御さんは、親として子どもの将来を見据えた話をするかもしれない。また、弊社は、過去の留学生の経験や、ニュージーランドで暮らす外国人としての自身の体験を元に話をするかもしれない。

同じテーマについて同じ目標に向かって話をしても、そこから留学生が受け取る情報は幅広く、様々だ。

そこが周囲の大人達が協力して高校留学生を見守っていく、いいところだと思う。高校留学生は日本の高校生に比べると、いろんな大人と深い話をする機会が多くなる。しかも、それぞれの大人が、それぞれの情報や経験を元に真剣に話をしてくれる。そこから、十代の高校生が影響を受けることも多々あるだろう。

昨日も書いたように、弊社の力だけでは高校留学生をケアしていくことは難しい。周囲の大人達の力が必要だ。でも、我々が真剣にそれぞれの留学生に対することで、ちょっとした言葉から、何か一つでも大切なメッセージを受け取ってくれればいいと、いつも思っている。

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