他人はうまくいってるのに
留学生の中には、計画した通りに物事が進まないと、ひどく落ち込んでしまう人がいる。
英語力は6ヶ月間でこのくらいまで伸ばしたいとか、スポーツではこのくらいの結果を残したいとか、現地の友達をこのくらいの数増やしたいとか、いろんな計画を持って留学生活を始める。でも、2ヶ月経ち、3ヶ月、5ヶ月、そして6ヶ月経っても、英語力は思ったほど伸びないし、スポーツでも結果が出ないし、友達も増えない。そうなると、「私はだめなんではないだろうか」とか「がんばりが足りないのではないか」などと自分を責めて落ち込んでしまう。
でも、どんな留学生でも、計画通りに進んでいる部分もあればそうでない部分も持っているし、うまく進むときもあれば、何をしても滞っているように感じることもある。
留学期間中全てのことが順調に進んでいる留学生はいないのだ。
自分が計画通りに進んでいないと、どうしても他人がどんどん先を歩いているように見えてしまう。でも、そんなふうに見えいている留学生でも、実はうまくいってないこともたくさんある。
留学生活では計画通りに行かないことの方が多い。もちろんだからと言って、のんびりと構えすぎたり、楽なほうに走ったり、最初からあきらめたりすることを肯定してはいけない。
でも、一所懸命やってうまくいかなければ、それは一つの過程として受け入れることも大切だ。そしてうまくいかない状況を受け入れた上で、毎日やるべきことを少しずつやっていく。そうすることで、「計画通りにいかない」と感じている今の状況から少しずつ脱することができる。
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