また少しうれしい知らせ
先日「日本人ラグビーボーイがクライストチャーチの代表に選出!」で、クライストチャーチのセントビーズカレッジに留学している13歳の高校留学生のことをご紹介した。
そしてまた別のちょっとうれしい知らせが届いた。
その留学生はロトルアのラグビー高校留学生で、今年から3年間の予定でロトルアボーイズハイスクールで留学をしている。早生まれということもあり、Year 11 の今年はU15 のチームに入っているのだけれど、実力はあるのだが「英語でのコミュニケーションにまだ不安がある」という理由で、U15 の中でも下のチームのU15Bで今シーズン練習をして試合に出ている。
けれど、シーズン終了間際の先日、学校内の上位チームのU15Aのコーチから、彼をシーズン後の全国大会出場のメンバーに入れたい、と打診があったそうだ。
彼は、U15Bに入ってからも、気持ちを落とさずに、一人でこつこつとトレーニングを続けていた。私が学校に行ったときにも、わずかな空き時間を使って一人で学校の外を黙々と走っていた。聞くと、スクールホリデー期間中も、一人で毎日走っていたそうだ。また、全体でのトレーニング中も、彼は絶対に気を抜かずに、一つ一つのトレーニングをきちんとこなしていた。
もちろん持っているスキルも高いのだけれど、こつこつと一人で練習をするそんな彼の姿をコーチ陣はきっと評価したのだろう。全国大会に出場する学内のチームに入るチャンスを与えられた。
まだ正式メンバーは発表されてはいないのだけれど、どんなチームにいても、周りの選手達が何をしていても、目標をきちんと定め、それに向かって着実に目の前のやるべきことをやってきたからこそ、コーチの目に止まったのだと思う。
ラグビーやスポーツに限らず、今やるべきことをきちんとやっていれば、必ず誰かが見ていてくれるし、実力もつくし、チャンスも来る、ということを、私も彼から改めて学ぶことができたと思っている。
ブログでご紹介する留学生だけではなく、ほんとうは他の全ての留学生達がそれぞれのフィールドですごく頑張っていて、「この学生はこんなところがすごいんですよ」と言って回りたいくらいだけれど、今日は彼のことをここでご紹介した。
留学生の皆さん、応援しています!!
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