マナーが大切
先日、タウポにいる友人夫婦に会いに行った。
彼らは、私たち夫婦がニュージーランドに移住する以前から、もう20年近くの付き合いで、私たちにとってはニュージーランドファザーとニュージーランドマザーのような存在だ。移住してからも、いろいろなことを教わった。出会った時はまだ彼らは60代前半だった。
先日ディナーの席で、ニュージーランドマザーが「やはりマナーはとても大切だ」という話をした。「いくら頭がよくてもマナーが悪ければだめです。どちらかと言えば、マナーを大切にするほうがいい。」とのことだった。
ディナーの最中だったので、ナイフとフォークの使い方の話からマナーの話になったのだが、私などはあわててナイフを持ち直して背筋を伸ばした。でも、彼女が言うのは、細かい使い方やスキルを指摘しているのではなく、マナーを知っているか、いつもマナーに注意をして生活をしているか、という知識と態度の部分だと思う。
そして彼女は、「やはりマナーは、親がきちんと教えなければならない。」とも言った。一緒にディナーを食べていた我が娘を見て、私の耳は真っ赤になった。
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