オンラインでビザ申請
日本のパスポートでニュージーランドに滞在する人が、ニュージーランドに3ヶ月間を超えて滞在する場合は、何らかのビザが必要だ。留学生の場合は原則として、学生ビザかワーキングホリデービザを申請して取得してから渡航する。
ワーキングホリデービザの申請は、現在は全てオンラインで行う。オンラインでの申請が受け付けられたらEmail で申請受理の連絡が来るし、必要な提出書類があればこれもEmailで連絡が来る。そしてビザ自体もEmail で電子ビザが送付されてきて、それを印刷してパスポートと一緒にニュージーランドに入国する時に提示することになっている。
ニュージーランド移民局の計画では、学生ビザも含めて全てのビザを将来的にはオンラインで申請できるようにするということだ。Education NZ の情報によると、2015年の末までには、全てのビザをオンラインで申請できるようにするらしい。
それに伴って、ニュージーランド移民局のウエブサイト内に、「Visa Options Check」というサイトが開設された。このVisa Options Check のサイトでは、ニュージーランドに滞在するときに、何のビザが必要なのか、あるいは必要でないのかがチェックできる。
例えば、小学校か高校で勉強したい人は、Study の項目の中に「Attend a primary or secondary school」という情報があるので、Study の項目のCheck eligibiligy をクリックすると、生年月日、国籍、ビザをどこから申請するか、が問われるのでそれを入力。Next ボタンを押すと今度は、Partner や子どもの同伴の有無を聞かれるのでそれに答えてまたNext ボタンを押す。今度は、ニュージーランド滞在予定期間と、学校の種類(小学校・高校・大学など)を入力し、Next ボタンを押す。すると、「あなたは、学生ビザを申請できます」あるいは、「3ヶ月以内の就学なのでビザ申請は必要ありません」などという情報が得られるようになっている。
学生ビザの場合は、3ヶ月を超える就学の場合は学生ビザを申請、取得してから渡航する必要があるので、中学生以上の場合はこのサイトでチェックするほどのことではないけれど、今後、ビザの申請自体もオンラインで行われるようになると、この事前チェックが大切になってくるのだろう。
ニュージーランド移民局がビザ申請のオンライン化を進めるのは、おそらく人件費やその他の費用を抑制することが狙いだと思う。昨年10月から、日本でのビザ申請受付がニュージーランド大使館から東京ビザセンターに移ったのも、将来のオンライン申請に向けた準備なのだろう。
近い将来、ニュージーランドの学生ビザがオンライン申請できるようになりました、とご案内する日も来ると思う。
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