誰かのせいにしているだけでは成長しない

ネットでもリアルでも同じだけれど、いつも誰かの批判をする人がいる。

批判の対象は、個人であったり、グループであったり、団体や組織であったりする。何かあれば、すぐにそんな対象に向かって、批判的な言葉を投げかける。

特に自分が悪い状況になっている時、○○さんがこんなことをしたから、学校が、会社が、家族が、こんなことをしてくれなかったから、などと言う人がいる。

確かにそんなこともあるだろう。自分にとってマイナスなことを誰かにやられることもあるだろうし、やるべきことをやってくれない人もいるだろう。そんなときは、こんなことをしないでほしかったとか、もっとこんなことをしてほしかった、と思うだろう。

そう思うこと自体はいいと思う。

でもだからといって、今自分が悪い状況にいることを、周囲のせいにしてそれを他の人に対して言っても、自分のためにはならないだろう。あえて言えば、その時に少しだけ気分がすっきりする、という程度だ。

自分が置かれている状況をいつも周囲のせいにしている人は、自分の過去を見て後悔も反省もしないので、結果成長もしない。子どものうちはまだいいかもしれないけれど、大人になってもいつも誰かのせいにしている人がいる。ずっと成長してこなかったのだろう。

周囲が悪かったから今自分はあまりいい状態ではない、ということも実際にあるだろう。でもそんなことをずっと考えて、人に言ってばかりいても、何も解決しないし、ましてや成長もしない。また同じ悪い状況が続いていくだけだ。

周囲が悪いといいたい気持ちはわかる。けれど、一度それをやめてみて、過去の自分にフォーカスをして、反省をして、そして自分から動いてみて、自分の未来を自分で変えていく。

そんなことを一度やってみてもいいと思う。

キックオフNZのSNS