Year 13 の留学生への進路相談

Year 13の留学生で希望する人は、弊社で進路相談を行っている。

ニュージーランドの大学やポリテクに進学を希望する人もいるし、日本の大学に進学を希望する人もいる。

例えば、日本の大学に進学する場合、帰国子女入試かAO入試を受験することがほとんどだ。そしてAO入試や帰国子女入試は、例年、7月から8月にかけて出願、9月から10月に2次試験が行われる大学学部が多い。国立大学の中には11月に試験が実施されることもあるけれど、少数だ。

だから逆算すると、遅くても5月か6月には出願大学学部を決定しておく必要がある。

ただ、帰国子女入試やAO入試では、志望理由書に加えて、課題や小論文の提出が求められる大学学部もあり、その準備に数週間から数ヶ月が必要な内容のものもある。

従って、日本の大学への進学を希望する人は、Year 12の後半から大学出願の情報を集め、Year 12が終わって日本に一時帰国する時には、家族と大学について話をするというのが、余裕を持ったタイミングだ。

そして、Year 13が始まれば、希望の大学学部の出願に向けて準備をスタートする。

そう考えてみると、Year 11からの3年間の高校留学は、とても短い。Year 11の最初の半年くらいは、留学生活に慣れることや英語力向上に時間を使うので、実際に自分のペースで留学生活を送れるようになるのは留学2年目からだ。

そして留学2年目にはすでに大学出願について情報を集め始める。

とても忙しい。

だから弊社では、できればYear 10から4年間、あるいは、Year 9から5年間の中学高校留学を強く勧めている。この1年間から2年間の違いは、留学生活や英語力の向上だけではなく、大学進学準備という面からもとても大きい。

もちろん、Year 11の留学スタート時から3年後を見据えてしっかりと準備をすれば、大きな問題はない。でも、もう少し余裕を持って留学生活を送りたいのなら、4年間や5年間の留学も一つの選択肢だろう。

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