１軍は特別
UenoTこのブログで以前にも書いたけれど、ラグビー王国ニュージーランドでは、強豪高校の１軍（1st XV）は特別だ。
ラグビー強豪高校では、多い学校で２０チーム以上、少ない学校でも数チーム程度があり、全てのチームが大会に出られるシステムが整っている。
中でも１軍は、専用グラウンドがあったり、ドレッシングルームが他のチームと別になっていたり、遠征の時のバスの座席も後ろのほうだったり、宿泊施設もいい部屋だったりする。
そして何より、学校の生徒や先生からの扱いもちがう。
そういう立場にいる間に、１軍の選手達は、それなりの雰囲気を身に付けて行く。たまには天狗になって偉そうにする選手もいるのかもしれないけれど、ほとんどの１軍の選手達は、謙虚で礼儀正しく、自分たちがその高校の代表であるという自覚を持って、校内外で生活をしている。
強豪高校の１軍に選ばれれば、その次には地域代表トライアルに推薦されたり、高校レベルのスーパーラグビーに選ばれたり、プロへの道も現実的になってくる。
ラグビー王国の強豪高校の１軍の特別感は、実際に彼らを見てみないとなかなかわからないだろう。
日本からの留学生の中にも、例えばセントビーズカレッジには今年１軍に入っている人もいるし、ロトルアボーイズハイスクールにも今後の１軍を目指してトレーニングに励んでいる留学生も多い。
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