検針せずにくる電気代の請求
ニュージーランドでは、ガスを使うお宅はあまり多くない。ほとんどの家庭では、キッチンもシャワーのお湯を沸かすのも電気だ。
それぞれの家の外に、日本と同じように電気メーターがついていて、一月ごとに電気代の請求が来る。
電気代の請求書が郵便やEmailで届くけれど、よく読んでみると、メーターを読んだ時の読み方という項目があり、Actual とEstimateの月が一ヶ月ごとに交代である。
Actual と書いてある時は、実際にメーターを読む人が自宅に来てその数字を読んで記録し、その記録に基づいて電気代の請求が来る。
一方でEstimate と書いてある時には、実際には検針にはだれも来ず、だいたいこのくらいだろうと、過去の使い方から予想した数値が書いてある。
だから「今月はあまり電気を使っていないにもかかわらず電気代が高いなぁ」と請求書を見てみると、Estimate の検針月だったりする。
なんだかとてもいい加減で、余分に払っているように感じることもあるけれど、2ヶ月に一度は検針して実際のメーター通りに支払うのだから、問題はない。
簡単に言えば、2ヶ月に一度検針に来て一ヶ月に一度支払いをする。支払いも2ヶ月に一度にしてくれればいいのにと思うけれど、そんなわけにもいかないのだろう。
毎月きちんと検針に来るようにすれば、そのコストは当然電気代にも反映されるから、これはこれでいい方法なのかもしれない。
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