ニュージーランド現地無料留学エージェント

今朝、午前7時から9時頃にかけて、Road User Charge に反対するトラックのドライバーなどが、道路に大型トラックを止めたり、ゆっくりと走らせたりして、政府に対して抗議を行った。これが、オークランドだけではなく、北はファンガレイから南はインバカーギルまで何百台ものトラックが参加したということだ。ロトルアでも、空港から町に向かう30号線をトラックがゆっくりと走ったようだ。
このRoad User Charge は、3.5トン以上のトラックに対してチャージされるものなので、今回はトラックドライバーの抗議行動になったのだが、Charge だけではなく、その導入過程にも不満があったとのことだ。

政府のやり方に対して、正式に抗議をするということは大切な行為だし、手順を踏んできっちりと抗議すれば、民意は政府に届くことも多い。でも、今回のトラックドライバーの方法はどうなのだろう。今朝は仕事を休んだ人も多かったようだし、救急活動などにも支障をきたしただろうし、一般市民を混乱させたことは間違いない。ただ、テレビや新聞の報道を見ていると、意外とトラックドライバーの抗議活動をサポートする人も多い。ニュージーランドヘラルド紙のオンライン版では、一般の読者が意見を言えるコーナーがあるが、Road User Charge の導入の是非など全体を含めた意見を書いている人が多いように思う。

Road User Charge に対して政府が見直しを検討しなければ、また同じような抗議行動が行われるという話もあるようだし、今後の行方をしばらく見守って行きたいと思う。