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日本で、太陽の塔を久しぶりに見た。
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太陽の塔は、1970年に大阪府吹田市で開催された日本万国博覧会の会場に、岡本太郎氏が制作した高さ65メートルの塔だ。

日本にいたときはずっと関西で暮らしていて、太陽の塔は何回か見たこともあるし、間近に行ったこともあるが、今回久しぶりに太陽の塔を下から見上げて、どうも説明のつかない感動を覚えた。巨大な建物や建造物を見たときは、その存在に畏怖の念を覚えることがあるが、以前日本にいた時に太陽の塔を見た時とはまた違う感情だった。

日本で最初の国際博覧会である日本万国博覧会というお祭りの、いわゆる日本の出し物として太陽の塔が選ばれたのは、今から考えると英断だったと思う。もし、今、日本で同じような博覧会が催されたとしても、太陽の塔はその会場には建設されないだろうと思う。一見わけがわからない形をしている。よく見てもわけがわからない。そして何度見ても、一体これは何だろうとしか思わない。

そんな建造物が万国博覧会の会場に建設され、40年近く経った今、間近で見ると、感動を覚える。そこにはノスタルジーももちろんあるだろうし、その大きさゆえもあるだろう。でも、同じ場所にただの古いビルが建っていてもこんな感情は起こらないだろうし、初めて間近で見る人も、何か心を動かされるかもしれない。

そして、写真で見ても何も感じないのに、近くで実際に自分の目で見ると感動するのはなぜだろう。それは、見ているという以上に、会っているのかもしれない。そう考えると、テレビ画面やコンピュータの画面で世界中のいろんなものを見ていても、実際に間近でそれらに会ってみれば、また違った何かを感じるのかも知れないと思う。