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小学1年生の娘の秋休みの学校の宿題は、指定のウエブサイトからログインして問題を解いて、そのまま送信する、という内容だ。娘は今までパソコンを使ったことがない。どうしたものかと未だに考えている。

小学校1年生といえば、自分で鉛筆を持って、お手本を見ながらまねをして書いて字を覚える年齢だと思うのだが、それは時代遅れなのだろうか。

パソコンを使って宿題をするのは、もう少ししてからでもいいように思う。どうしたってこれからの時代、パソコンやインターネットなしでは生きていけないのだから、せめてその必要がない年齢の間は、鉛筆を持って紙に書くという行為を楽しんでほしいと思うのだ。

「今の子どもは、デジタルネイティブといって、大人が考えているよりも柔軟にコンピュータに向かい、それを使いこなすんです。大人が心配する必要はありません。」という意見もあるだろう。確かに、iPod などは直感的にすぐに使いこなすし、コンピュータを使うこと、それ自体は大きな問題はないと思う。

でも、コンピュータを使う時間、他のこと、例えば鉛筆で紙に字を書くということができない。だから、コンピュータを使うかどうかという問題は、その時間でどんな経験ができなくなるのか、という問題だ。だから、宿題にわざわざコンピュータを使わなければいけない内容を出すというのに少し疑問を感じる。

でも、いつまでも携帯電話を持たずに生活できないのと同じように、いつまでもコンピュータを使わずに勉強はできない時代なのだろう。それをいくつからスタートするのか。もう少し親に考える時間がほしい。