ライオンズがやってきた
「今、ニュージーランドにライオンズが来ている」と言っても、「おお!あのライオンズ!見てみたい!」とおっしゃる方は、日本にはそう多くないかもしれない。
ニュージーランドに来ているライオンズは、埼玉西武ライオンズでも、ライオンズクラブでも、もちろんライオンズマンションでもなく、「ブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズ(The British & Irish Lions)」のことだ。
ブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズは、イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドのラグビーの代表選手から構成された特別チームだ。
4年に一度編成されるチームは、南半球の国、ニュージーランド、南アフリカ、オーストラリアに順番に遠征するので、ニュージーランドに遠征するのは12年に一度となる。それが今年の6月だ。
前回ライオンズがニュージーランドに遠征した2005年6月、ロトルアでベイオブプレンティと対戦した。ロトルア空港にライオンズが到着した時に見に行って写真をたくさん撮ったのを昨日のことのように覚えている。弊社が隔週水曜日に発行しているメールマガジンの第一回が2005年6月3日発行で、その最初のメルマガに、「ライオンズがやってきた!」という記事を掲載した。
あれから12年。今年もとうとうライオンズがニュージーランドにやってきた。
今年は6月3日にすでにワンガレイでNZ Provincial Barbarians と対戦し、13対7でライオンズが勝利した。今後は、6月7日にブルーズ、10日クルセーダーズ、13日ハイランダーズ、17日マオリオールブラックス、20日チーフス、24日オールブラックス、27日ハリケーンズ、そして7月1日と8日にまたオールブラックスと対戦する。
4年に一度のライオンズの南半球遠征は、ライオンズのファンにとっても一大イベントだ。中には、ツアー中ずっとライオンズを追いかけるファンもたくさんいる。ライオンズの試合がある前日と当日は、開催地はライオンズファンであふれかえる。
日本でもJ-Sports などで中継があるようだし、オンラインでの配信も行われるとのことだ。
4年に一度のライオンズ。そして12年に一度のオールブラックスとの対戦。ラグビーに興味のない方も是非試合を一度ご覧いただければと思う。
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