家族で1年世界旅行

今日のBay of Plenty Times というニュージーランドの新聞に、「Papamoa family of six backpacking around the world (パパモアの6人家族がバックパックで世界旅行)」という記事が掲載されていた。

タウランガのパパモアに住む両親と4人の子ども達が、1年間の世界旅行に出かける。東南アジアで4ヶ月過ごした後、ヨーロッパ、米国、カナダなどに滞在するとのことだ。

子ども達は、12歳を筆頭に、7歳、6歳、3歳の4人。お母さんは、ニュージーランドの他の家族が以前に同じような世界旅行をしているのを見て、いろいろと調べてお金を貯めて、実行に移すことにしたそうだ。

そのお母さんは、「最小限の持ち物で旅をします。一人7キロまでが限度です。」「洗濯はシャワーを浴びるときにして、着替えは一組だけ持って行きます。」と言う。

そして、「6時間家族で一緒にバスに揺られて、家族で会話をする以外何もしない、というのはとてもエキサイティングです。家族の想い出を作るんです。」とも言う。

学校に行かないことになるけれど、「きちんとした学校教育は受けられないかもしれないけれど、算数とリーディングはその都度教えようと思います。また、子ども達は、旅行に行く場所をリサーチしたりすることで学ぶ事もできます。」とお母さんは言う。

賛否両論あるだろう。安全面の心配もあるし、信じられない、とおっしゃる方もいるだろう。

でも、私は、こんな家族での生き方もいいなぁと思う。子ども達はいろんな経験からいろんなことを学ぶし、いろんな場所でいろんな人と出会い、いろんなことを考えることで成長する。また、それを家族で一緒にできるのは、一生の想い出になるし、子ども達だけではなくて親のその後の生き方にも大きな影響を与えるだろう。

世界にはいろんな人がいて、狭い世界で生きている自分には考えられないことをする人達もいる。そして、そんなことを自分もやってみてもいいんだ、と考えてみるのもいいと思う。

Papamoa family of six backpacking around the world

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