以前にこのブログで、ニュージーランドのインターネット事情について書いた。

それから時間が経って、かなり変化があった。

最近では、ファイバーブロードバンドも急速に普及し初め、ニュージーランドのほとんどの高校では、校内にwifiが飛んでいて、生徒や先生が自由に接続できる。また、学校によってはデジタルディバイスの持ち込みを必須にしているところも増えてきて、生徒全員が学内で常にインターネットに接続して、教職員と連絡を取っているのも珍しくはなくなってきた。

一般家庭でも高速インターネットが普及してきているので、ホームステイ先にwifiがない、ということも少なくなってきた。

例えば、ニュージーランドのスパーク（旧テレコム）のインターネットプランの一ヶ月の料金は以下の通りだ。

ウルトラファーストファイバーブロードバンド　
インターネットと電話回線両方のプラン
Fibre30　
８０GB　NZ$89.99
Unlimited　NZ$99.99

Fibre100
８０GB　NZ$99.99
Unlimited　NZ$109.99

Fibre200
８０GB　NZ$119.99
Unlimited　NZ$129.99

Fibre100とか200というのは、インターネットの速度が異なるプランで、例えば100はダウンロードが最大100Mbpsのプランだ。いまだに月々の使用容量制限があるプランが主流だけれど、Unlimitedにしている家庭も増えてきた。また、固定電話は使わないネットだけのプランもあり、それぞれ１０ドルほど安い。スマホが普及するに従って、おそらくこれからは電話回線不要のプランが主流になってくるだろう。

NetflixやSpotifyなどのサービスが普及するにつれて、高速で大容量のネットサービスも当然必要になってくる。今どんどん変わりつつあるニュージーランドにのインターネット事情。後５年もすれば、全ての学校で高速インターネットが導入され、児童や生徒、学生達はデジタルディバイスが必須となり、またほとんどの家庭でUnlimitedのファイバーブロードバンドが使われるようになるだろう。