ネットフリックスの時代
日本にいらっしゃる方も、最近はテレビ番組はあまり見ないという方も多いだろう。
ニュージーランドの最近のニュースでも、スカイテレビの契約者数が大幅に減少し、株価も大きく下がったと報じられていた。
どの国でも、以前のように、リビングのテレビをつけてそこでテレビ番組を見るということが少なくなってきているのだろう。
日本からの留学生達も、ステイ先でニュージーランドのテレビ番組を見るのではなく、今は、ネットフリックスなどを中心に動画を見ている人もいるようだ。
昔は、前日や週末のテレビドラマを見た?という話題が学校や職場であったけれど、今では、「テラスハウス、何話まで見た?」などという会話が交わされている。
各家庭のテレビでも、Wi-Fiで直接ネットフリックスやYouTubeを簡単に見られるので、子ども達が今「テレビを見よう」と言うのはすでに、「ネットの動画を見よう」という意味になっている。
この流れはおそらくもう止められない。ネットフリックスやアマゾンなどでオリジナル動画がどんどん配信されるようになれば、流れはもっと加速するだろう。そして子どもの頃からネットの動画を見慣れている人達が大人になる頃には、コマーシャルが入る決まった時間にしか始まらないテレビ番組など、見る気もしなくなるだろう。
テレビ番組がなくなる日も、そう遠くないのかもしれない。
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