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今日2月22日、クライストチャーチ地震から丸1年だ。

正午から、クライストチャーチで追悼式典が行われた。私もテレビで中継を見た。インターネットでもライブで配信されていたので、ご覧になった方も多いだろう。

12時30分頃から、地震で亡くなった185名の方々の名前が読み上げられた。それを聞いていて涙が止まらなかった。それは単なる名前の読み上げではなくて、一つ一つの名前の後ろにはそれぞれの人の人生があったのだ。1年と1日前にはきっと、笑顔で家族や友達と話をしていたのだろう。地震が起こる瞬間まで、将来の夢を語ったり、明日の予定を考えたり、週末の計画を練っていたりしたのだろう。そう考えると、読み上げられている名前の重みと、それらの人々の人生はもう今はなくなってしまったのだという現実の間で、胸が締め付けられた。

12時51分からは2分間の黙祷が行われた。目を赤く腫らした人、胸に手を当ててじっとうつむいている人、静かにじっと前を向いている人などが、テレビ画面に映し出されていた。