ニュージーランド現地無料留学エージェント

子どもの頃、ジャイアントロボという子ども向けテレビ番組を見ていた。ジャイアントロボは大きなロボットで、ある少年がはめている腕時計型の発信機からの少年の命令によって動き、例によって地球を征服しようと宇宙からやってきた悪の帝王と戦う。少年が腕時計に向かって「ジャイアントロボ、出動!」と言うと、「うがぁ!」というような声を発して出動する。

物語の詳細は、もうずいぶんと昔に見ただけなので覚えていないが、「自分も腕時計型の発信機でジャイアントロボを自由に動かせることができればなぁ」と子ども心にいつも思っていた。

少年が腕時計に向かって日本語で話した命令を、ロボットが理解して忠実に実行する、というのは、子どもの頃は当たり前のことのように思っていたが、今考えてみるとすごい技術だ。おそらくジャイアントロボが放映されていた時代には、夢のような技術だったのだろうと思う。似たような技術は、スーパージェッターの流星号なんかにも見られるので、一言で言うと当時は、こんなことができればいいなぁ、という未来の技術だったのだろう。

そして、最近とうとう未来が来たようだ。アップルが作ったSiri という技術では、携帯電話に日本語で、例えば、「タイマーを35分にセット」と話せば、それを聞いた携帯電話がタイマーを35分にセットしてカウントダウンを始めてくれる。すごい。ただ、今はすごい技術のように感じているけれど、数年もすれば当たり前になって、携帯電話だけではなく、家電や車、もちろんパソコンやテレビなどにも普通についてくるようになるのだろう。

ジャイアントロボはずっと少年の言うとおりに命令に従っていたのだが、最終回だけは、少年の「戻って来い」という命令を聞かずに、悪の帝王を抱きかかえたまま宇宙に飛び立ち、地球を守るために自爆する。そしてこの最終回の話のような出来事も、いつか目の前に新しい技術としてまた登場することがあるかもしれない。