日本人女子高校生が、ベイオブプレンティ地域の高校ラグビー選抜選手に!

7人制ラグビーが男女ともにリオデジャネイロのオリンピックから正式種目になることを受けて、今、日本でも女子ラグビーに注目が集まっている。日本のテレビ番組でも、女子ラグビー選手が登場することも増えてきているようだ。

そして、今、ロトルアの女子高校で、一人の日本人女子高校生が、3年間のラグビー高校留学をしている。彼女は昨年2月から留学を始めて今年で2年目だ。

彼女が通うロトルアガールズハイスクールは、昨年ベイオブプレンティ地域で優勝し、そして今年も感動的な決勝を戦って、みごと優勝。二連覇を果たした。

先週、学校は冬休みだったけれど、ベイオブプレンティ地域の女子高校の代表選抜トライアルが2回行われ、その結果が昨日発表になった。

そして、その日本人女子高校生が、ベイオブプレンティ地域の女子高校選抜選手(the initial training squad)の30名の一人に選ばれた。

ニュージーランドはいわずと知れたラグビー王国だ。男子だけではなく女子のラグビーも当然強く、女子高校生でも競技人口は多いし、レベルも高い。そして、ベイオブプレンティ地域で優勝したロトルアガールズハイスクールのチームの中で、その日本人女子高校生は、ずっとレギュラーで試合に出場。チームの優勝に貢献した。

その上、トライアルを経て、地域の代表選手の一人に選ばれたのだから、これはすごいことだ。私たちも約1年半彼女を見守ってきたけれど、彼女の精神力、集中力、メンタルタフネスは、すごいものを持っている。その資質に加えてニュージーランドの強豪チームでずっとトレーニングを受けてきたので、どんどんうまくなってきたし、自信もついてきた。それが、ベイオブプレンティ地域の女子高校代表選手選抜という結果につながったのだと思う。

今週から、夜に2回の練習と、週末の試合が始まる。学校の勉強もあるのでとても大変だと思うけれど、自身でつかんだチャンスを生かして、怪我のないように楽しんでほしいと思う。

応援しています!

the initial training squad for the BOP U18 Girls Rugby for 2013

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