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ウインドウズのOSの一つ、XPのサポート期間が、約1年後の2014年4月9日で終わるという。また同時にオフィス2003のサポートも終了する。

すでに対策を立てているという方、何とかしようと思っているという方、どうしようか考えているという方、聞いてはいるけれどどうしていいのかわからないという方、そして、何のことだかわからないという方、いろいろいらっしゃると思う。ウインドウズのパソコンを使っている人は世界中にたくさんいて、XPを使っている人もまだ多い。でも、このニュースを見てその対策に対してどう思うか人によって様々だ、というところが大きな問題だ。

例えば最近では、テレビ放送のデジタル化も、家で使っている電器製品に関する大きな変化だっただろう。ニュージーランドでも今テレビ放送のデジタル化が地域ごとに進んでいるところだ。でも、テレビのデジタル化は、テレビを新しく買い換えることで、ほとんどの家庭では問題が解決できる。具体的に言えば、新しくテレビを買い換えたとしても、子どもからお年寄りまで誰もが、今まで通りに見たいテレビ番組を見ることができる。新しいテレビは最新の機能もついてくるのだろうが、そんな機能を使わない人は、今まで通りにスイッチを入れてチャンネルボタンを押すだけで、見たい番組を見ることができる。

でも、パソコンのOSの変化は、テレビを買い換えるように簡単にはいかない。XPが使えないとなると、今はウインドウズ8とか7などのOSに入れ替えるか、もしくは新しいパソコンを買わなければならない。でも、XPと8の使い勝手は大きく違う。XPを使っていた人ならウインドウズ8がすぐに使えるかといえば、そうではない。また、オフィスのソフトも2003と2013では違う。

例えば、定年になってからパソコンを習い始め、最初はXPとオフィス2003を習って自宅でも使えるようになった方が、70歳を過ぎてウインドウズ8とオフィス2013を使いなさいと急に言われても、なかなか難しいだろう。今までオフィス2003のワードのソフトを使って簡単な手紙や文書を作っていた方にいきなりオフィス2013を使ってください、というのは無理がある。その上、XPもオフィス2003も、パソコンに問題がなければ、利用者からすればまだまだ使えると感じる製品だ。いくらセキュリティーが危ないと言われても、パソコンやソフトが実際に壊れているわけではないので、買い替えようとは思わない。

しかし、XPやオフィス2003のサポートを終了するということは、ソフトの買い替えを強制するということだ。でも買い替えた新しい製品は、使い勝手が大きく変っているのでうまく使えないかもしれない。またたとえウインドウズ8とオフィス2013に買い替えてそれを習得したとしても、10年後にまた同じような問題が起こる可能性も高い。

テレビや冷蔵庫など今までの家電は、技術的な進歩があって買い替えても、ほとんどの人は直感的に新しい製品を使うことができた。でも、今のウインドウズパソコンは違う。バージョンが変ればまた習得し直さないと使えない部分が大きい。しかもそれを作っている企業が強制的に買い替えを通知してくる。

これだけインターネットが普及して、仕事やプライベートでパソコンを使う人が多くいるにもかかわらず、パソコンというのは、他の家電のように普及するには、まだまだ根本的な問題を抱えているのだと感じる。