恵みの雨
今日のロトルアは久しぶりの雨だ。1月中旬以来3週間ぶりくらいの雨だと思う。昨日の天気予報によると、ニュージーランドは全国的に今日は雨で、南島では激しい雷雨も予想されている。
この雨はファーマーの人たちにとっては本当に恵みの雨だ。ロトルアは今は小雨になっているけれど、十分な水が供給されるまで降ってほしいと思う。
子どもの頃未来を予想した時、21世紀には人間が天気をコントロールすることができるようになっているだろうと思っていた。でも、その頃は夢物語だったテレビ電話や電気自動車が実用化されているにもかかわらず、天気はまだまだ人間の手に負えない。北京オリンピックの開会式では、人間の力で晴れにしたといううわさもあるが、たとえそれが本当だとしても、実際には世界中でそんなことが行われているわけではない。まだまだ自然を人間がコントロールできるまでにはなっていない。
もし人間が天気を自由自在にコントロールできるようになったら、大変なことになるだろうと思う。誰がどうやって、どの地域にいつ雨を降らせるのかを決めるのか。それを決定することができる人たちは大きな力を持つことだろう。
そう考えると、いくら乾燥した日が続いても、楽しみにしていたイベントの日に大雨が降っても、天気は人間の力でコントロールできないのがいい。自然の力は人間の力よりも大きなままであり続けるほうがいい。
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