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タマリロを食べた。

タマリロ(Tamarillo)は、ニュージーランドのスーパーマーケットではわりとよく見かけるけれど、日本ではあまり知られていないかもしれない。

ウィキペディアには日本語でも掲載されていて、「ニュージーランドとポルトガルでは商業栽培が進み、輸出も行っている。」とのことだ。また、タマリロという名称については、「1967年にニュージーランドにおけるプロモーションの一環でタマリロという名称が作られた」「由来は、マオリ語でリーダーシップを意味するtamaとスペイン語で黄色にあたるamarillo」と書かれている。

私はおそらく初めて食べたけれど、味はと聞かれれば、「うーん…」という感じだった。なんの予備知識もなくいきなり食べたので、思っていたのと違うと感じたのが大きい。だから、食べてどうだった?と聞かれると、「おいしかった!」とはなかなか言えない。

でも考えてみるとそれは、「思っていた味と違っていた」だけで、必ずしもおいしくないわけではないと思う。この味を好きな方も多いと思うし、あらかじめこんな味だと聞いていたら、好きになっていたかもしれない。

自分が思っていた味と違ったら、やはり人は、おいしくないと感じてしまうのだろう。

そう考えると、食べ物だけではなく、自分が思っていたものと違う経験をしたときには、人は、好きではないとか嫌だとか、否定的な感情を抱くのではないか。

もちろん、思っていたものより質や量が低かったらそう感じるのもわかるけれど、質や量は問題ないのに、いわば微妙に横にずれて違っていたとき、期待していたものとの違いが、ネガティブな感情につながる。

初めての場所に行ったとき、初めて人に会ったとき、アートやイベント、仕事や留学なんかもそうかもしれない。

実際にその場所がその人が魅力的であっても、あらかじめ抱いていた期待と少しでも違っていたら、「すばらしい」とは感じない。

タマリロを食べて、そんなことを考えた。

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