人間には自然が必要

一日に何度もスマホを見るだろう。

トータルで最低でも1時間くらい、人によっては数時間以上スマホの画面を見ているかもしれない。

そして最近は在宅勤務も増えて、自宅でパソコンで仕事をしている人も多い。スマホとパソコン両方の利用時間を合計すると、多いときには1日の3分の一くらいになるかもしれない。

それが悪いとは一概には言えないし、仕方がないのかもしれない。パソコンやスマホを使うことで仕事もはかどるだろうし、生活が豊かになったり、人生がいい方向に大きく変わったりもするだろう。

ニュージーランドで暮らしていると、日常生活の中で、土や草木に触れる機会が多い。目に見える風景は、青い空や白い雲と緑の芝生。時には虹がかかることもあるし、外に出ると、その時々の風の冷たさや強さ、季節の香りなどを感じる。

そんなところで暮らして、いつも自然を目にして触れていると、デジタルに触れて疲れていた身体が、溶けるように癒されるのを感じる。目を閉じて木に触ったり、風を感じたり、青い空に浮かぶ雲を見たりすると、たまっていた疲れが溶解し、ナチュラルなエネルギーが湧き出てくるのがわかる。

人間が毎日の生活の中で土や木や風に触れなくなってから、おそらくまだ100年くらいだろう。それまでの生活では、どんな職業の人も、1日に一度は自然の中に身を置いていた。

おそらくまだ人間には自然が必要なのだ。自然に触れることで、身体が回復し、デジタルに触れている時とは違うことを感じ、考える。

パソコンやスマホを使うことで、仕事もはかどるだろうし、生活が豊かになったり、人生がいい方向に大きく変わったりもするのかもしれない。

でも、自然の中に身を置くことで、疲れが溶けるようになくなって、エネルギーが湧いてきて、自然に触れたときにしか感じないことを感じることができるのだ。

自然はまだまだ人間の生活になくてはならないものなのだ。

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