4を4つ使って1から10を作る
先日、ロトルアのYear 9 の数学の授業時間に、面白い課題をやっていた。
「4」という数字を4つだけ使って、1~10までのそれぞれの数字が答えとなる数式を、グループに分かれて作る、というものだ。
例えば、1が答えになる数式は、
44÷44=1
でもいい。
2を求めるなら、
4÷4+4÷4=2
でいい。
44÷4ー4なら7だし、
4×4-4-4=8だ。
もっと他にもあるだろう。
3人から4人程度のグループになって、制限時間内にできるだけ多くの式を考える。
面白いのは、最後に先生と生徒が一緒に答え合わせをしたとき、それぞれのグループでどんなことを話合いながら、どんな考え方をして、どんな答えがでたのか、にフォーカスをあてて、どのチームが一番たくさん正解を得たかは、あまり問われなかったことだ。
時間内でのグループ同士の競争という形は一応取っているけれど、それぞれのグループやそれぞれのメンバーが、この課題に取り組むときに何を考え、何を導き、何を学んだのか、を重要視して、どこのチームが勝ったかは、ほとんどフォーカスされない。
学校の授業でも、スポーツでも、課外活動でも、グループ間の競争を設定することで、生徒やメンバーが集中し熱中して取り組むことはある。でも、設定は競争でも、最後は勝敗はあまり気にせず、何を学んだかを生徒やメンバーに気づかせる。
この授業もそうだけれど、ニュージーランドの指導では、そんな考え方、教え方がよく行われているように思う。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
【 無料!高校留学個人相談会!! 2019年5月】
5月11日 土曜日(東京会場)
5月25日 土曜日(大阪会場)
費用は無料です。
お問い合わせは、お手数ですが
こちらからお願いいたします。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
キックオフNZのSNS