日本にいる親御さんとも頻繁にメールのやり取りをする

高校留学生の場合、留学生本人ともよく連絡を取るが、日本にいる親御さんとも頻繁にメールのやり取りをする。
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おおよそ高校留学生の親御さんとは同じような年齢だ。何度も連絡を取っているうちに、こう言っては失礼なのだけれど、昔からの友達のような感じでやり取りをさせていただくようになることもある。お子さんをお預かりしている立場なので、メールの文章などはきっちりとさせていただくが、仕事やお子さんのこと以外の事柄でメールの文章の多くが占められたりすることも時にはある。

留学生、特に高校留学生の場合、将来の夢や今の悩み、留学生活や友達の話などもするが、日本の家族のことも話に出る。そして感じるのが、13歳や15歳で一人でニュージーランドに留学するわが子のことを親御さんが遠くにいて信頼しているご家族のお子さんは、留学中いやなことがあったり、落ち込んだり、流されそうになったり、悩んだり、うまくいかなかったりしても、最後はなんとかうまくいくように思う。もちろん、それだけで全てが必ずうまくいくとは限らないが、まだ十代の若い留学生にとっては、日本にいる家族からの信頼というのは、とても重要な要素だと感じる。

留学にくる学生のバックグランドは様々だ。必ずしも日本で家族がまとまっているという人ばかりではない。逆に言えば、だからこそ、たとえ家族のなかの一人とでも、強くつながっているという実感が、十代の留学生には重要なのだと思う。そして、ロトルアで高校留学生をお預かりする私も、日本の家族と同じようにその人を信頼して見守っていきたいと思う。

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