留学生がそう言うのなら、そうだと思う

弊社では、高校留学生、親子留学生、語学留学生、ポリテク留学生などたくさんの留学生がいて、毎日ニュージーランドで留学生活を送っている。

留学生活には楽しいこともたくさんあるけれど、そうでないこともある。学校の授業について行けなかったり、ホストファミリーとうまくいかなかったり、友達が思うようにたくさんできなかったり、ホームシックになったりする。

そんな時、弊社では、留学生本人、学校、ステイ先、そして高校留学生の場合は日本の保護者の方とコミュニケーションを取りながら、問題を解決していく。

留学生とじっくりと話をして周囲の大人達と協力すれば、ほとんど全ての問題は解決することができるけれど、まに、留学生本人の言うことと、例えば、ホストファミリーや学校の言うことが、少し食い違うこともある。

学校の先生は、留学生が課題を何度も提出していないと言うけれど、留学生は、先生が少し遅れてもいいと言ったので遅れて提出したら受け付けてもらえなかった、などと言う。また、ホストファミリーは、留学生の生活態度が最近よくないと言い、留学生は、きちんと言われた通りにルールを守って生活していると言う。

留学生本人だけではなく関係者の話をゆっくりと聞くと、おおよそ何がどうなっているのかはわかるのだけれど、留学生の言うことと、学校やホストファミリーの言うことが最後まで食い違うこともある。

そんな時は、我々は基本的には留学生の言うことを信じることにしている。そして、留学生が言う通りだとして、その後の対処を考える。

異なる人達が異なることを言う場合、何が本当のことなのかわからないことも多い。そんな時は、何が本当のことなのかを突き詰めても、結論は出ない。

ならば、留学生を現地でサポートする我々がすべきことは、まずは留学生が言うことを信じることだと思う。そこから始めて、留学生にとって最も良い解決方法を一緒に考え、それを実行していくことだろう。

我々は、留学生がそう言うのならそうなのだろう、と考える。そしてそこから留学生と一緒に、問題を解決していくという方法を取る。それが、現地で留学生をサポートするために、いい方法だと思っている。

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