異なる世界にいる人達と接することで
子どもの頃は、同じような年齢の、同じようなことに興味のある、同じような人達と一緒にいることが多いけれど、ティーンエージャーになり、さらに大人になっていくと、だんだん自分とは全く異なる年齢の人達や、全く違うことに興味のある人達とつきあう機会が増えていく。
子どもの頃はスポーツが得意な人達とばかり一緒にいたのに、大人になるとアカデミックな世界に生きている人達と話をすることが増えたり、子どもの頃は年齢が一つか二つしか違わない人達と遊んでいたのに、大人になると父親や母親よりも歳が離れた人達と一緒に仕事をすることが増えたり、子どもの頃は気の合う仲間と気楽に過ごしていたのに、大人になると相手のことをよく考えないと会話が進まないような人達と一緒に何かに取り組むことが増えたりする。
そうやっていろんな人達と接していると、自分が得意なことや興味のあること以外の分野で活躍している人達を目にして、自分との違いを感じることも多い。けれど逆に、異なる分野で活躍している人達も、基本的には同じことを大切にしていることにも気がつく。
例えば、スポーツでも、アカデミックな世界でも、芸術家でも、政治の世界で生きている人達でも、その世界で活躍しいている人達は、それぞれの世界で基本と言われていることをずっと大事にしていたり、その世界で自信をもって活動している人達は、納得のいくまで徹底的に準備を整えていたりする。
そして異なる世界に生きている人達との違いを感じ、また基本が同じであることに気がつくことで、いろんなことを学ぶこともできる。
大人になっても、子どもの頃と同じような人達とずっと過ごしている人もいるけれど、たまには異なる世界の人達と一緒に過ごしてみるのもいいと思う。
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