全国統一試験が始まる

ニュージーランドの高校では、日本の高校1〜3年生にあたるYear 11からYear 13のシニアと呼ばれる学年で、来週からNCEAの全国統一試験が始まる。

全国統一試験は、Level 1からLevel 3までのそれぞれの科目、原則3時間の記述式の試験で、同じ日の同じ時間から同じレベルの同じ科目の試験が、全国で同じ問題で実施される。

NCEAで単位取得を目指す生徒たちは、留学生も含めてほとんどが受験をする。

ただし、10月までのInternal Assessments ですでに今年の単位取得を終えている生徒の中には、全国統一試験(External Assessments)を受験しない生徒もいる。また、アートなどの作品を作る科目では、何ヶ月もかけて作った作品が、External Assessmentsの扱いとなる場合もある。

試験前の今週は、NZ全国の高校のシニアの学年は、プライズギビングが行われたり、全国統一試験の最後のレビューが行われたりするので、Term 3までのような、先生が新しいことを教える「授業」はあまりないようだ。

11月6日の試験初日は、Level 1のJapanese 、Level 2のLatin、Level 3のTe Reo Maoriが9時半から、Level 2のFrench、Level 3のJapanese、Making Music、Spanishが2時から行われる。

試験の多くは、紙ベースとデジタルベースの両方で受験することもできる。

試験の時間割によっては、1週間程度試験と試験の間があく生徒もいれば、午前と午後2科目が一日にある生徒もいる。

これから試験が終わるまでは、勉強のタイムマネジメントがとても大切だ。

そしてそれぞれの生徒が受験する試験が全て終われば、そこから来年1月末までの長い夏休みが始まる。留学生たちは日本に一時帰国する。

留学生たちも、今は勉強に一生懸命だけれど、試験が終われば、日本に戻って家族や友達と2ヶ月半楽しく過ごすことができる。

NCEA External Exams Timetable

https://www2.nzqa.govt.nz/ncea/exam-timetable-and-key-assessment-dates/exam-timetable/

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