NZの高校生は夏休み
ニュージーランドの高校のシニアの学年、日本の高校1年生から3年生にあたるYear11~Year13の人たちは、今は学年末の全国統一試験期間だけれど、すでに自分が受験する試験が終わって、夏休みに入った生徒も増えてきた。
今日12月8日の試験は、Level 1 がAccounting、Level 2がEconomics、Level 3 がEnglishなどが行われる。明日以降も14日まで試験はある予定だけれど、来週になると、ドイツ語、フランス語、日本語などの第二言語の選択科目の試験が多く、受験する人もあまり多くないので、実質もう試験は終わりだという生徒が多い。
留学生たちもすでに試験がおわり、来年1月末までの長い夏休みに入っている。
今ニュージーランドで留学している中学高校留学生たちは、昨年2020年1月末頃にニュージーランドに入国してから、ずっとニュージーランドに滞在している。例年は12月に第四学期が終わったら1月末まで日本に一時帰国するけれど、昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響でニュージーランドに入国制限があり、学生ビザで一度ニュージーランドを出国するとニュージーランドには再入国できない状態だった。
そして、今年もまだニュージーランドでは入国制限が続いていて、一度ニュージーランドを出国して日本に一時帰国したら、来年1月末にはニュージーランドに再入国できない。
だから、来年も継続して中学高校留学をする人たちは、今年の年末年始の夏休みもニュージーランドで過ごす。
先日、ニュージーランド政府のアナウンスで、来年4月30日から段階的に条件付きでNZ国籍や永住権を持たない人でも、ニュージーランドに入国できると発表された。入国後は一定期間の自主隔離が求められるけれど、NZ国籍や永住権を持たない人は原則として入国できなかったことを考えると、大きな前進だ。
でも、来年も継続して留学する中学高校留学生たちは、来年の2月からまた新学年が始まるから、5月に入国できるようになっても、そのタイミングで一時帰国ができるかというと、そうでもない留学生も多い。
特に、ラグビーやダンスなど授業以外にも目標を持って留学をしている人たちは、一旦新学年が始まってしまうと、一時帰国するタイミングはあまりない。
だから、今度日本に帰って家族や友達に直接会えるのは、来年の12月ころになる、という人たちも多い。そうなると、約3年間日本に帰らないことになる。
14歳や15歳で日本を出発して、10ヵ月後にはその年の留学を終えて一旦日本に一時帰国する予定で昨年の留学生活を始めた人たちが、3年間日本に帰れないというのは、精神的にかなりきつい。本人もきついし、日本のご家族もきつい。
この年末年始も、昨年同様、中学高校留学を継続する留学生たちは弊社では現地でのサポートを行う。
普段や寮生活をしている留学生も含めてみんなホームステイに滞在するから、ホストファミリーと一緒に、楽しいクリスマス、年末年始を過ごしてほしいと願っている。
そして、来年もし日本に一時帰国できるタイミングがあれば、日本でご家族や友達と会える機会があればいいと思う。もしタイミングが合わなくても、ご家族がニュージーランドにいらっしゃって留学生と会えることができるようになることを、心から願っている。
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弊社では、現在NZで留学を続けている留学生達の現地サポートとあわせて、大学留学、中学高校留学、語学留学などの、2022年以降のすべての留学プランのお問い合わせとお申し込みの受付を承っています。
2022年4月30日から段階的に、一定の条件のもと入国制限が緩和されることが発表されました。
今後、入国制限の緩和の具体的な日程や、学生ビザのNZ国外からの申請受付の日程が発表されると、お申し込みやビザ申請が一度に集中することも予想されます。 2022年以降の留学をお考えの方は、今が情報を収集する最もいいタイミングです。
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