留学の費用対効果をどう考えるのか

留学は、その費用対効果を考えるべきなのか?

答えはもちろんYesだろう。

留学には大きな費用がかかる。その費用を自分で働いてためる人もいるし、ご家族がサポートすることもあるだろう。その金額は、もっと他のいろんなことに十分使える数字だろう。

だから、費用をかけたからには、その効果も最大限得ようと考えるのは、当然だ。

では、留学をしたその「効果」とはなんなのだろうか。その「効果」をどう測ればいいのだろうか。

費用対効果と言うのであれば、その「効果」についても、一度よく考える必要があるだろう。

たとえば、ニュージーランドで大学・ポリテク留学をする場合、授業料は現在年間NZ$20,000~NZ$30,000程度必要だ。生活費と合わせると、一年間でNZ$35,000~NZ$45,000になる。為替レートにもよるけれど、日本円でおよそ280万円~360万円だ。

ただ、ニュージーランドの大学によっては、初年度にNZ$10,000の留学生スカラシップが授与される大学もあるし、成績優秀者が得られるスカラシップもある。また、大学・ポリテク留学生は、学生ビザでも就労できるので、生活費の一部をそこから得ることもできる。

では、その費用に対する効果とはなんなのか?

大学留学なら、Bachelor やMaster などの資格の取得もその一つだろう。その資格は一生使えるし、ニュージーランドの大学のBachelor の資格は、そのまま世界中どこでも通用するから、資格を取った瞬間から、活躍の場は世界に広がる。当然、年収も上がるだろう。

その効果は計り知れない。

語学留学なら、英語力をつけた後、IELTSなどを受験して、社会で評価されるだけの高いポイントを取ることも、効果の一つだろう。その結果、大学留学ができたり、希望する仕事を得られたり、日本の志望大学に入学できたりする。

大きな効果が期待できる。

でも、Bachelor やIELTSなど、目に見える結果を得ることができなければ、その効果はゼロなのか、というと、そうではないだろう。

たとえば、ワーキングホリデーで1年間ニュージーランドに滞在して、いろんなところに行き、いろんな人と出会い、いろんなことを見て、いろんなことを感じ、いろんなことを考える。

その結果、周りの人に「これです」と提示できるペーパーにかかれた目に見える結果はないけれど、日本ではできない経験をして、日本ではできない成長をする。

それも実は費用に対する効果の一つだろう。

また、ラグビー中学高校留学で、1st XVに入るという目に見える結果は得られなくても、ニュージーランドのコーチの指導を受け、毎日一生懸命練習をして、レベルの高い他の選手からいろんな影響を受け、英語力も身につけ、ニュージーランドからの視点でものを見て、幅広い経験をする。

それも、費用に対する効果と言えるだろう。

費用対効果というと、何か目に見える確かなものが手に入ることをイメージする人も多い。費用をかけた分、今すぐに多くの人に評価されるような、わかりやすい効果を求める。

もちろん、それは大事なことだし、ゴール設定としてしっかり持っている必要もあるだろう。

でも、留学中に留学生が見たもの、感じたこと、出会った人、行った場所、過ごした時間、自分で考えたこと、決めたこと、うまくいったこと、いかなかったこと、それらを全て含めて、吸収し、成長する。

そんなことも、確実に効果の一つなのだと思う。

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