Year 13は社会に出る準備
ニュージーランドでは、5歳の誕生日を迎えるとYear 1に入学し、6学年間を小学校で過ごす。その後ほとんどの場合、Year 7、Year 8とIntermediate School に在籍し、Year 9 からYear 13がHigh School 、そして18歳で高校を卒業することが多い。
弊社の高校留学生は、日本の中学3年生の2月、ニュージーランドではYear 11の第一学期から3年間の留学をスタートする人も多いけれど、最近は、Year 10やYear 9 から4年間、5年間の留学をする人も増えてきた。中には、Year 8 から6年間の留学をしている人もいる。
彼ら彼女らは、毎日どんどん成長する。留学に来た時にはまだ子どもだった人が、大人になっていく。
そしてYear 13になると、もう大人だ。なぜかYear 12とは違って、急にぐっと大人になる。
先生も大人のように扱うし、周囲の大人たちも子ども扱いはしない。そうすると、本人もYear 12以下の学年とは違う意識になって、態度も考え方も変わる。
10年くらい前まではYear 13になると制服着用義務がない高校も多かったし、今でも寮のある高校で、Year 13だけ個室や共同キッチンが使える学校もある。
Year 13の人達は次の年から学生ではない人も多いから、いわゆる社会に出る準備として、自分で服装を考えて学校で過ごし、食事も自分で作って食べる練習をする、という環境だ。寮生活で食事を自分で作るということは、他の寮生と一緒に食べないということだから、好きな時間に食べられる。つまり、タイムマネージメントも自分でやるし、食材も自分で買うので経済感覚も身に付けることができる。
今年の弊社の留学生の中にもYear 13の人が何人かいるけれど、みんなやはり他の学年の人とは違う。私達大人ともきちんと話をするし、先生からの信頼も厚い。下の学年の生徒達の面倒もよくみるし、将来のプランも具体的に語る。
そんなYear 13の留学生達、現地の生徒達には、私達も大人として接する。
もちろん、まだ高校生なので、守られるべき部分もたくさんあるけれど、周囲の大人に全てを管理される、という立場ではなくなってくる。Year 13の人達は、自分できちんと考えて行動するからだ。
Year 13は他の学年と違って、少し特別な存在なのだ。
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