短期留学なら「あー、楽しかった!」と、留学生活全てが楽しいことで一杯で帰国する場合も多い。 でも、長期での留学の場合、楽しいことももちろんたくさんあるけれど、そうでないこともある。気が進まないことをやらなければならなかったり、人間関係がうまくいかなかったり、勉強が思うようにはかどらなかったり、ステイ …
短期留学なら「あー、楽しかった!」と、留学生活全てが楽しいことで一杯で帰国する場合も多い。 でも、長期での留学の場合、楽しいことももちろんたくさんあるけれど、そうでないこともある。気が進まないことをやらなければならなかったり、人間関係がうまくいかなかったり、勉強が思うようにはかどらなかったり、ステイ …
どちらかと言えば理論的に考えてから行動するタイプと、気持ちを優先して行動するタイプの方がいると思う。 例えば、何かを決断するとき、人に話をするとき、何か新しいものに触れたとき、「できるだけ全ての選択肢をきちんと理解してから決断する」とか「まず結論を述べてからその理由を説明する」とか「その新しいものの …
今日のBay of Plenty Times というニュージーランドの新聞に、「Papamoa family of six backpacking around the world (パパモアの6人家族がバックパックで世界旅行)」という記事が掲載されていた。 タウランガのパパモアに住む両親と4人の子 …
親として子どもを育てていると、善悪の基準をどう教えるか、について考えることがある。 うそをついてはいけませんとか、暴力は悪いことですとか、他人に迷惑をかけないのがいいことですとか、親を敬いなさいとか。善悪と言ってもいろんなレベル、いろんな範疇、そしていろんな考え方があるけれど、それをきちんと子どもに …
ニュージーランドの小中高校生は、今は約2週間の春休みだ。 四学期制のニュージーランドでは、通常2月初旬に第一学期が始まり、4月、7月、9月にそれぞれ約2週間ずつの秋休み、冬休み、春休みを挟んで、12月中旬には学年が終了する。その後1月末頃までは長い夏休みだ。 高校留学生達も、今は春休み。まだ地域代表 …
ニュージーランドでは明後日9月25日日曜日から、デイライトセービング、いわゆるサマータイムが始まる。 ニュージーランドのデイライトセービングは、現在は9月の最終日曜日に始まり、翌年の4月の第一日曜日に終わる。 今日の午前7時は、明後日9月25日は午前8時になっている。だから、9月24日土曜日は夜寝る …
昨日こんなニュースが日本のサイトに掲載されていた。 「~電車が運転を見合せたためホームで乗客の対応にあたっていた車掌が、突然制服を脱ぎ捨てて線路に降りたあと、高架下に飛び降りて大けがをしました。直前に「もう嫌だ」などと叫んでいたということで、~(中略)車掌は別の駅で起きた人身事故の影響で電車が運転を …
日本では、最近の若者は内向き指向だ、などと言われているようだ。周囲を見ても、そんな若者がいると感じる方もいるかもしれない。 でも、ニュージーランドで留学生と話をしたり、留学のお問い合わせを頂いたりしていると、日本の若者が内向き指向だとは全く感じないし、実際は内向き指向でも何でもない、という人も日本に …
例えば、友達何人かと中華料理を食べに行ってみんなでシェアをして、何品かはとても美味しくて何品かは好みではなかったとする。でも、店を出たところで誰かが「美味しかったねぇ!」と言って、他の友達も「そうだね、美味しかった!」と言うと、その店は「美味い店」としてみんなの記憶に残る。 例えば、家族で出かけると …
ここ何年か、仕事で日本に滞在することが多くなってきた。 私は30年以上日本で暮らしてからニュージーランドに移住したけれど、日本に滞在するたびに、自分が他の人と少し違う雰囲気を持っているように感じるし、周囲の人達にもそんな風に言われることもある。 また長期の留学生達は、例えば高校3年間留学して日本に帰 …
先日、ロード・オブ・ザ・リングの三作目、王の帰還を見ていたら、主人公のフロドがゴラムにだまされて、親友のサムの言っていることを疑い出す、というシーンがあった。 子どもなら、「ああ、なんでフロドはゴラムの言うことなんか信じて、サムに帰れなんて言うのだろう!」と切ない気持ちになったり、ハラハラしたりする …
このブログでも、ネットやスマホについては何度も書いてきたけれど、もう書く必要もないくらい、ネットやスマホは生活の中に溶け込んでいる。 日本で電車に乗ると立っている人も座っている人もスマホをのぞき込んでいるし、町中でも、道路を歩いていても、ショッピングをしていても、何かを待っている時も、片手にはスマホ …
日本の新聞で、センター試験に代わって導入するテストについてのニュースが掲載されていた。 それによると、「文部科学省は31日、大学入試センター試験に代わって2020年度に導入する大学入学希望者学力評価テスト(仮称)の英語について、国が認定した民間の英語能力試験の結果を活用する案を示した。読む・聞く・話 …
ニュージーランドで暮らしていると、ファーストネームで呼ばれることがほとんどだ。 友達はもちろんそうだし、仕事でも、何度か会っているとほとんどの人はファーストネームでお互いを呼び合う。 ただ、学校で児童や生徒が先生を呼ぶ場合は、ファーストネームではなくMrやMrs などをつけてファミリーネームで呼ぶこ …
10代、20代の留学生と話をすると、たまに言葉のずれを感じることがある。 私は彼ら彼女らの親御さんと同じ年代か、最近はそれ以上年齢が離れている留学生もいるので、留学生達が使う言葉と私達が使う言葉にずれがあっても、それは仕方がないと思う。 例えば、「最近の留学生活はどうですか?」とか「先週のラグビーの …
子どでも、小学生くらいになると、小さな嘘をつくようになってくる。 「宿題したの?」 「した!」 とか、 「帰ってきてちゃんと手を洗ったの?」 「洗った!」 とか、すぐわかるような嘘をつく。その程度なら嘘とは呼ばない人もいるだろう。けれど、私は、子どもの頃のそんな小さなすぐわかる嘘だからこそ、きちんと …
日本を海外から見ているのとずっと日本で暮らしているのとでは、感じ方や見方は少し違うのかもしれないけれど、今、日本を含めて世界は急速に変化しているということは、ほとんどの方が同意されると思う。 特に日本の変化の仕方は、今までの日本が経験したことのないような変化だろう。言い換えれば、小中高校生を持つ親御 …
チャンスの前髪をつかめ、と言う。 チャンスは前髪しかないので、つかむなら目の前に来るまでの間しかなくて、過ぎ去ってしまってからはつかむことができない、ということだ。 現実に前髪しかない「チャンス」さんが向こうから歩いてきたら目立って仕方がないので、「これがチャンスだ!」と誰もがわかるだろう。でも、普 …
日本に行くたびに、そのサービスのきめの細かさ、正確さに驚かされる。 タクシーのドアは自動で開くし、レストランやショップの店員さんの接客も丁寧だ。バスのドライバーさんが道を間違えることはないし、電車は時刻表通りにきちんと到着する。 ニュージーランドでは、タクシーに乗るときには自分でドアを開けなければい …
先日、ズートピアという映画を観た。 大人が子どもと一緒に家族で楽しめる映画だけれど、よく見てみると結構いろんな問題提起も含んでいる内容だ。それだけに「純粋に子ども向けではない」という評価もあるようだけれど、小学校高学年以上なら、ストーリーに盛り込まれたいろんな意味を考えながら観るのも面白いと思う。 …