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10年位前からインターネットが一般的になって、掲示板が出てきて、ブログが人気になって、mixiを誰もがやるようになった。そして、情報があまりにも多くなって、自分の探している情報がすぐに検索できなかったり、最新の情報がどれかわからなかったりということになって、RSSなどで最新のニュースを表示できるようになって、それをまとめたサービスが提供されて、
ニュースや天気、地図、株価、ブログの記事などに加えて、自分の予定やメールなども管理できるようになって、それも人と共有できたりするようになった。

例えば、iGoogle などを使っていると、最新のニュースが頻繁に更新されるのを見ることができるが、どうも、自分の興味のある記事と、そこに表示される最新の記事が違っていることが多い。どこかの新聞社の最新のニュースを表示することもできるが、それはその新聞社の最新のニュースであって、自分の興味のある記事、自分にとって今必要な記事とは限らない。また、毎日どこかで書かれている個人のブログの記事や、よく使われている単語を整理した情報もあるが、それも、自分にとって今必要なものは、多くない。

個人でも簡単に情報を世界に発信できるようになって、あっという間に情報が身の周りにあふれて、
その中から、自分に必要な情報、しかも、「正確な」情報を集めることがかえって難しくなった。情報を整理して提供してくれるサービスがどんどん増えているが、情報の選択基準なんて人それぞれで違うのに、今のところ、「最新」であるとか、「人気のある」であるとか、そんな基準が多いように思う。確かに、「最新」や「人気のある」は重要なカテゴリーの一つだが、それが今の自分に必要な情報かどうかは別問題だ。

検索エンジンで検索しても、上位に出てくるものが「これだ!」というものであるかは、わからない。SEO対策などというものもあって、お金と時間をかけて対策をしているサイトが上位に表示されるのであれば、自分に必要な情報が、下位のほうに埋もれてしまっている可能性も大いにある。

mixi や掲示板などで広く人に聞く、という方法もあるが、匿名の他者からの回答をどこまで信用していいのか、ためらうことも多い。回答した人は善意で書き込んでいるにせよ、一つの意見として自分の中に取り入れるのならかまわないが、正確な事実、正確な情報として、例えば、自分の判断材料に使えるのかどうか。それは、結局自分自身の判断となる。ある情報を手に入れたとき、その情報が判断材料に使えるのかどうかを、まず、自分で判断しなければならない、という作業に占める時間とエネルギーが大きくなってきている。

重要な決断をする時、あまりにも情報が多いと決断できないことも多いし、人の意見と違った決断をするには、想像以上にエネルギーが必要だ。一旦目に触れた情報、特に、最初に目にした情報に影響されることも多い。

インターネットでたくさんの情報が手に入るようになったが、それによって、「判断」とか「選択」とか「決断」とかが容易になったかといえば、そうではない。むしろ、もう、どうしていいのかわからなくなってきているのではないか。

情報収集と、判断、そして、行動ということについては、またこれからも考えて行きたいと思う。