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New Zealand Diploma in Business の必須科目6科目の中に、Accounting Principle という科目(Paper)がある。日本語で言うと、簿記、会計にあたる。この科目は、NZDBの学生のほとんどが履修する科目だ。
Accounting Principle の授業内容は、大きく7つのトピックに分かれている。

1. Accounting And The Business Environment
2. Balance Sheets And Income Statements
3. Statement of Changes In Equity
4. Cash Flows Statement
5. Statement Of Accounting Policies, Specific Components And Assumptions
6. Analysis And Interpretation Of Finalcial Statements
7. Budgeting

全部で15週間の進み方は以下のようになっている。基本的には、1週間に1時間半の授業が2回、合計3時間行われる。

第1週 Topic 1
第2週 Topic 2
第3週 Topic 2
第4週 Topic 2
オンラインテスト
第5週 Topic 2
第6週 Topic 1-2 Revision & Topic 3
記述テスト1
第7週 Topic 3 & Topic 4
第8週 Topic 5
第9週 Topic 5
第10週 Topic 5
第11週 Topic 2-5 Revision & Topic 6
記述テスト2
第12週 Topic 6
第13週 Topic 6
第14週 Topic 6
第15週 Topic 7
ファイナルイグザム

授業内容はハードだ。初日に簡単な自己紹介などが5分間程度あるが、その後はいきなり授業が始まる。1時間半休憩なしで、どんどん進む。少しでも聞き逃すと、ついていけないくらいの早さだ。学生は皆真剣にノートを取っているので、「今、先生なんて言ったの?」と隣の人に聞くこともはばかられる。

もし、わからない部分が出てきたら、タイミングよく先生に質問する。「今のところをもう一度説明してください。」とか、「今言ったことを深く理解するためには、どんな勉強を家ですればいいでしょうか。」とか、とにかく、その場ですかさず聞く。日本の学校では、先生が話をしている間は、質問できない雰囲気があったり、授業中は個々の質問自体を受け付けない先生もいたりする。このポリテクの授業に関しては、わからなければどんどん聞く。質問が出なければ、理解しているという前提で授業が進む。

この、タイミングよく質問する、というのが、なかなか日本人留学生には難しい。言葉の問題もあるし、授業中にタイミングよく質問するという習慣が、日本で身についていないのも理由の一つだ。また、質問が的を得ていなくて恥ずかしい思いをするかもしれない、と思ってしまうこともある。でも、先生は全ての質問に、できるだけ丁寧に答えようとしてくれる。「今の説明を聞いてなかったのですか。」とか「そんな簡単なことは自分で考えてください。」とかいう答え方は決してしない。例えば、電卓のメモリ計算の使い方がよくわからないという質問にも、「まず、これを押して、それからこのキーを押して」と丁寧に説明してくれる。他の学生も、「そんな簡単なことを質問して」とか「さっき先生が説明しただろう」とかいう態度はとらない。自分もわからないことを質問する代わりに、他の学生が質問することも受け入れましょう、という態度だ。もちろん、授業が終わった後でも質問できる。ただ、先生も次の授業があったりして、ゆっくりとは時間を取ってもらえないこともある。

なかなか授業についていけない学生や、より理解を深めたい学生のために、週に1回、授業以外に、Work Shop の時間が設けられている。Work Shop は、科目によっては、先生がその週の授業内容をまとめて話をしたりすることもあるし、理解できなかったことを質問する時間を設けてくれる先生もいる。多くの科目は、金曜日にWork Shop があり、その週の授業を振り返ることができる。日本人留学生で最初授業についていくのが難しい人は、質問ができるいいチャンスだ。

Accounting Principle は、ほとんどが数字を使った計算が中心なので、英語力が十分ではなくても、何とかついていける内容だと思う。基本の概念である、A(assets)=L(liabilities)+OE(owners’ equity)とか、A+E(expenses)=L+OE+R(revenue) とかの基本を理解すれば、後は、具体的に数字を当てはめていく作業が中心だ。逆に言えば、家でどれだけ自分で実践的な問題にあたるか、というのが、理解を深める鍵と言える。

フルタイムの学生の場合、この科目以外にさらに2科目を一度に履修しなければならない。日本人留学生にはとてもハードな内容だ。でも、Accounting は、グローバルなビジネス環境でも共通の言語と言えるだろうし、ビジネスを理解する時には必要な知識だ。日本以外で仕事をすることを考える人は、知っていて損はない内容だし、日本で働く場合でも、きっと役に立つと思う。