燃料サーチャージ

今朝の日本の新聞をオンラインで読んでいると、「海外ツアー料金、燃料サーチャージ含む「総額表示」に」という記事を見つけた。
最近、格安航空券を買っても、この「燃料サーチャージ」というのが別に必要となってくるので、予想外に支払額が高くなることが多い。例えば、ニュージーランド航空のキウイマジックという航空券で7月10までの出発なら運賃は68,000円で買えることになっているが、燃料サーチャージが別に必要だ。

今、ためしに大阪-オークランド間の料金を検索してみたら、7月4日出発、7月17日帰国で運賃が113,000円、その他の費用が36,720円でそのうち燃料サーチャージが30,580円となっていた。燃料サーチャージの費用は合計149,720円の内の20%以上を占める。運賃が113,000円と言われていても、実際には149,720円支払わなければならないとすれば、請求金額をみて驚く人も多いに違いない。

燃料サーチャージは航空会社によって違うようなので、運賃が安くても、結局支払い金額は他の航空会社と同じ、ということもある。原油価格の高騰が続く限り、燃料サーチャージはチャージされ続けるのだろうし、いっそのこと総額表示にしようというのはいい方法だと思う。運賃とその他の費用の内訳を教えてくださいと言ったときにすぐに教えてくれるのであれば、便乗値上げなどもないだろうし、消費者にとってはわかりやすくなるのではないだろうか。

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