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先日このブログでもご紹介した、アースアワー。先週土曜日、8時半から1時間灯りを消してみた。

夜8時半、家族3人ですでに夕食を終え、大きなローソクを1つだけともして灯りを消した。せっかくなのでカーテンを開けて外を見ながら、なんだかんだと話をして過ごした。天気もよく、星がたくさん見えた。近所の家でも灯りを消しているところも多かったと思う。

テレビもつけず、本も読まず、家族3人で話をするしかない。灯りを消してすぐは真っ暗に感じたが、目が慣れてくると、ローソクの灯りと夜空からの灯りだけで十分部屋の中を歩き回ることが出来る。いつもつけている電灯を消すことで、いつも見ていないものが見えてきたようにも思う。

また、灯りを消すことで、家の中と外との境が薄くなったと感じた。いつも暗くなるとすぐに部屋の灯りをつける。そして暗い外と明るい家の中の境が明確になる。夜になると、外の世界と中の世界が違う世界のように感じていた。それが、家の中もある程度暗くすることで、外と中の境が薄くなり、外も含めて大きな空間に包まれているように感じた。

灯りを消している1時間、特に、地球温暖化のことを考えたわけではなかったが、夜は灯りをつけてあたりまえで、灯りがないと何も出来ないというのは、単なる思い込みだったことに気がついた。アースアワーでなくても、たまに夜ローソクの灯りを頼りに過ごしてみるのもいいのではないかと思った。