ニュージーランド現地無料留学エージェント

xpedia(エクスペディア)というアメリカの旅行会社が興味深い調査結果を発表している。
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米国、カナダ、UK、フランス、ドイツ、スペイン、オーストリア、イタリア、オーストラリア、ニュージーランド、日本の各国においての有給休暇の所得日数や消化日数についてオンライン調査を行った結果だ。

年間に有給休暇が取得可能な日数は、米国が13日間、日本が15日間、ニュージーランドが21日間、フランスが38日間などとなっている。米国の13日間というのは少ないような印象を受けるが、フランスの38日間となると1ヶ月間以上だ。想像できないくらい長い。

そして、有給休暇を消化しない日数については、米国が3日間、日本が7日間、ニュージーランドが3日間、フランスは2日間などとなっている。つまり、日本は実際には平均して8日間しか有給休暇を消化していないということだ。制度はあってもとりにくいと言い換えられるかもしれない。未消化日数は、カナダ、UK、フランス、ドイツが2日間なので、これらの国では与えられる有給休暇はほぼ消化していることになる。日本の7日間の未消化日数は、調査対象国で最長だ。

ニュージーランドの有給休暇消化日数は、21日中3日未消化、つまり平均18日間の有給消化で、日本の8日間についで短い結果となっており、他国と比較して意外に有給を消化していない現実が浮かび上がる。小規模経営者が多いことも影響しているだろう。

有給休暇を最大に消化しているのはフランスの36日間。日本の8日間の実に4.5倍だ。

調査は全てオンラインで今年の3月から4月にかけて行なわれた。日本のサンプル数が516件というのは、少ないような気もするし、オンラインでしか調査していないので、偏りもあるように思うが、他国との比較においては、大筋で実感に沿った結果なのではないかとも思う。