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ワーキングホリデーという制度がある。ニュージーランドのワーキングホリデービザは、18歳から30歳までの人が取得できるビザで、発給後12ヶ月以内に入国しなければならず、ニュージーランド入国後1年間有効だ。ワーホリ期間中、同一雇用主のもとでは3ヶ月間を限度に働くことが認められており、就学も複数のコースを最長6ヶ月間までできる(2009年7月27日から)。年間の発給数の制限などは現在のところない。
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毎年多くの若者がニュージーランドにワーキングホリデーの制度を使ってやってくる。最初の3ヶ月間ほどは語学学校で英語を勉強して、ホームステイを経験し、その後、フラットシェアをしたりバックパッカーズホステルでエクスチェンジをしたりしながら、仕事をしたり、旅行をしたりして過ごす人が多い。

今はインターネットで経験者の情報をたくさん集めることができるから、ワーホリに行く前から様々な情報を持っている人も多い。けれども逆にそのたくさんの情報が、ワーホリ生活の計画の幅を狭めてしまっていることもあるように思う。ワーキングホリデーでの滞在は、一定の規則のもとで、就学も出来るし就労もできる。これが、ビジタービザや学生ビザと大きく違うところだ。この違う点を少しでも多くそして効率よく体験しようと考えると、どうしても多くのワーホリメーカーの滞在計画が同じようなものになってしまう。

確かに、1年間という限られた時間を有効に使うには、経験者の話はとても役に立つ。たくさんのことを経験しようとすると、集めた過去の情報を参考にして、滞在計画は皆同じようなものになってしまうかもしれない。でも、実はワーホリでの滞在の1年間は、それぞれの人に与えられた自由に計画ができる貴重な1年間だ。経験者の話はすごく参考になるだろうが、最終的にはワーホリに行く、その人が自分だけの計画を立てて行動する1年だ。日本にいると、1年間自分で計画を立てて行動するということはなかなかできないが、ワーホリだとそれができる。1年間をどう過ごすのかを考えて計画を立てるというところも、ワーホリの魅力でもある。

だから、ワーキングホリデーの1年間というのは、実はとても難しい。自分なりの計画を立てても、その計画通りに行くとは限らないし、むしろ計画通りにならないことのほうが多い。そして、想像していたよりもつらいことや苦しいこともあって、知らず知らずのうちに易きに流されてしまうこともある。ワーホリで滞在中も、人の意見を聞きながら、収集した情報も使って、自分で考えて判断して実行する、というエネルギーが必要だ。その過程で、自分の力のなさや経験不足を思い知ったり、日本で立てた計画の前提を覆すような考え方の違いに出会ったり、泣いたり、笑ったり、苦しんだりしながら過ごす1年間がワーキングホリデーだと思う。

人の経験や意見を参考にしながら、さらに自分自身の個性的な計画を立てる、ということは難しい。でも、ワーホリに行く前に自分だけの計画を立てるところから、ワーホリの面白さは始まっているのだと思う。