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旅の魅力って何だろうと思う。現実から離れて非現実の時間と空間に身を置くことができるのも魅力だし、知らない土地に行くこと自体も魅力だろう。

旅に行く前にはある程度の下調べをする必要があるだろう。全く行き当たりばったりで旅に行くこともできるが、移動手段と宿の情報くらいは持っていると便利だ。

そして最近は、旅先の多くの情報が事前に自宅で簡単に手に入る。旅に行く先の町の情報、レストラン、宿、アクティビティなど、全ての情報が手に入るといってもいい。旅先の景色を動画で見ることもできるし、ストリートビューで建物や道路を見ることもできる。

ものすごく便利だ。レンタカーで移動する場合など、主要ポイントの写真や動画があれば、迷うことなく確認しながら移動できる。レストランや宿のイメージも自宅にいながら手に取るようにわかる。

でも、旅の魅力の一つは、旅先に行ったときの新鮮な驚きであったり、その場所に最初に行ったときの感動だったり、想像と現実の違いのインパクトだったりもする。だから、例えば、羊の毛刈りショーの動画を事前に見ていたら、実際に行って見てもインパクトは薄いだろうと思う。また、街の様子を事前に動画でつぶさに知っていたら、バスに乗って町に着いたときの感動や驚きは、事前に知っていた情報の単なる「確認作業」になってしまうかもしれない。

自分が来たかった街は実際にはこんなところだったのか、という感動。見たかったものを実際に見て想像以上にすごいなと感じること。そんな旅の魅力が、事前の多すぎる情報によって薄れてしまうことがある。

探せば見つかる動画や情報。でも、それらの多くを事前に手に入れることで、旅の魅力が減ってしまうことも多い。情報をあえて手に入れない、という工夫が、旅に出るときに必要となってきたのではないか。