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今、ニュージーランドのラグビーのナショナルチーム、オールブラックスが北半球の国、主にヨーロッパを遠征している。10月31日には東京でオーストラリアの代表チームと対戦したのをニュースなどで聞いた方も多いかもしれない。
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今回初めてオールブラックスに選ばれた選手は3名いるが、その中で最も注目されているのが、Zac Guildford 選手だ。Zac Guildford 選手は今年6月に日本で開催されたU20の世界大会にも出場した優勝チームのメンバーで、決勝でも2トライを上げるなど活躍していた。現在20歳。

先週末、Cardiffで行なわれたウェールズとの試合でオールブラックスとして初めて先発出場した。途中相手の得点に結びつくようなペナルティを取られたりはしたが、7万4千人のアウェイの観衆の中で80分間フルで出場。トライにつながるいいプレーもあって、本人としては満足の行くデビュー戦だったのではないかと思う。

試合後インタビューをされていたが、20歳とは思えないくらいしっかりと答えていた。期待されていただけに大きなプレッシャーもあっただろうが、そのプレッシャーを感じさせない貫禄も漂わせていた。

オールブラックスの選手を見ていていつも思うのは、プレーだけではなく試合後のインタビューに対する選手達のこたえ方だ。年齢やキャリアにかかわらず、自分の意見や感想をしっかりと言葉にしている。「がんばります」というようなお決まりの台詞だけではなくて、自分の言葉できちんと話している。そのことに驚きを覚えるし、こういうことができるからこそラグビーもうまいのかもしれないとも思う。