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ロトルアの高校のプライズ・ギビングを見に行ってきた。

プライズ・ギビング(Prize Giving)は、その年1年間に、学業やスポーツで優秀な成績を修めた学生に対して学校から贈られる賞で、毎年この学年末試験の前の時期に各高校でセレモニーが行なわれる。その高校は日本の中学2年生にあたるYear9 から高校3年生にあたるYear13 までが在籍しているが、昨夜はシニアと呼ばれるYear11 以上の学生を対象としたプライズ・ギビングのセレモニーだった。

近代的な設備の体育館で行なわれたセレモニーには、たくさんの父兄も参加していた。父兄と学生がまず席に着き、その後、賞を授与する先生や来賓の方々が入場する。そして国歌斉唱の後、セレモニーが始まる。

各高校にはヘッドガールやヘッドボーイ、日本で言うと生徒会長みたいな存在だが、それよりももう少し格式のあるというか、重いというか、特別な存在の学生が一人ずついる。それらのヘッドガールやヘッドボーイも先生と一緒にこちらを向いて壇上に座る。

その高校には、以前にこのブログでもご紹介した、ラグビー高校女子留学生が在籍している。今年の1月末に留学を開始してまだ1年足らずだが、このプライズギビングで、ラグビーのプレーヤー・オブ・ザ・イヤーとしてみんなの前で表彰された。高校1年生で、他の選手を押さえてプレーヤー・オブ・ザ・イヤーに選ばれるのは、ほんとうにすごいことだ。本人はとても謙虚でそのすごさが自分でもわかっているのかどうかわからない様子だが、客観的に見ても日本人留学生がニュージーランドで、高校のプレーヤー・オブ・ザ・イヤーに1年生で選ばれるというのは、とてもすごいことだ。1年間見てきた私も涙が出るくらいうれしかった。

セレモニーの最後には、来年のキャプテンの発表がある。ニュージーランドの高校にはハウスという制度があって、学年に関係なく縦割りで4つほどのハウスというグループがあり、学生はそれぞれどこかのハウスに所属する。そして、1年を通してハウス対抗のイベントがあって得点を競う。そしてそれぞれのハウスにはキャプテンがいる。その高校では、プライズ・ギビングの前に各ハウスで来年のキャプテン候補のスピーチとメンバーによる投票が行なわれている。その結果、誰が来年のキャプテンに選ばれたのか、プライズ・ギビングで発表されるという趣向だ。

また、ハウスキャプテンの他に、スポーツキャプテン、アカデミックキャプテンなど7つのキャプテンと、副ヘッドガールとヘッドガールの発表も行なわれる。それぞれの来年のキャプテンは今年のキャプテンが壇上で発表するのだが、発表されると会場が大きな歓声に包まれる。それだけキャプテンという存在は大きな存在だ。選ばれたキャプテン達は壇上で今年のキャプテンからバッジをつけてもらう。

最後は、副ヘッドガールの挨拶でセレモニーは終了する。実際の進行は先生が行なっているのだが、生徒の自主性も尊重されていて、生徒のためのセレモニーという感じがとてもよかった。これも、日本ではなかなか経験できないものだ。こういう一つ一つの経験を通じて、日本からの留学生も、ニュージーランドの考え方ややり方などを身につけていき、そしていろんなこと感じていろいろなことを学んでいくのだと思う。