だんだんと日が暮れて夜になっていくのを
12月末の夏至の頃には、ロトルアでは午後9時過ぎまで明るかったが、最近は、午後8時半頃になると暗くなる。
夜、家にいる時、部屋の中でだんだんと辺りが暗くなっていくのを感じるのが好きだ。今の季節、午後8時過ぎから8時半頃までの時間帯、音楽を聴きながら椅子に座って、部屋の電気はつけずに、窓から入ってくる光がオレンジ色になってそれから蒼くなり、そして暗くなっていくのをただボーっと感じている。
気がつくとすっかり日が暮れて、部屋の中が真っ暗になっていることもある。そのまま真っ暗だと都合が悪いので、部屋の照明のスイッチを入れる。するとその瞬間、それまでよりも自分の周りが暗くなったように感じることがある。それまで薄明るく感じていた窓の外が真っ暗になってしまうからかもしれないが、部屋の中にある家具や部屋の壁も、照明をつけた瞬間それまでよりも暗くなったように感じて、あれっ、と思う。
だんだんと日が暮れて夜になっていくのをゆっくりと体で感じていると、人工的な電気の光を体が即座には受け入れられないのかもしれない。
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