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フラッシュ・フォーワード(Flash Forward)というドラマが面白い。もともとはアメリカのABC放送が作成したドラマだが、今、ニュージーランドでもTV2で毎週水曜日午後8時半から放送されている。

物語は2009年10月6日から始まる。その日、全世界の人々が同時に意識を失う。その時間はちょうど2分17秒間。人々が意識を失っていた間に、それぞれが自分の未来の映像を見る。全ての人が見たその未来は2010年4月29日午後10時のものだった。意識が戻った人々は、自分がどんな未来を見たのか、お互いに話合うのだが、ある人は、現在禁酒しているにもかかわらず未来では酒を飲んでいる。ある人は、今のパートナーとは違う人と一緒に家にいる。ある人は、今はボーイフレンドもいないのに未来では妊娠している。またある人は、全く未来を見ていなかった。

そして現実の世界は、それぞれが見た未来へとどんどん時間を進めていく。あまりよくない未来を見た人たちは、未来に進んでいく現在に悩み、何とか阻止できないかと考える。

面白いのは、すでに決定している未来に向ってそれぞれの時間が向っていくことと、人々がその定められた未来に向っていくことに不安や恐怖さえ覚えるところだ。

私たちの普段の生活では未来の映像を見ることはない。もし自分の未来が見えたらいいだろうな、と気楽に考えることもあるだろうし、何とか未来が見えないだろうか、と思ったり、目を凝らしても見えない未来に絶望したりもする。でも、このドラマのようにもし自分の未来が見えてしまったら、そして、その未来に向って時間がどんどん進んでいってしまったら、人々は不安を感じ、そして恐怖を覚えるのかもしれない。

未来を見たいと思うこともあるし、未来が見えない不安に押しつぶされそうになることもあるだろう。でも、一度自分の未来が見えてしまい、必ずそれに向って進んでいくことが定められていたら、もっともっと不安で恐ろしい気持ちになるのかもしれない。

Flash Forward は、この夏、日本でも放送が決定しているようだ。