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美容師さんに髪の毛を切ってもらった。

美容師さんは髪を切りながら、しきりに鏡に映った私の頭を見ている。美容院ではありふれた光景だ。でも、考えてみると、美容師さんはわざわざ鏡に映った私の頭を見なくても、直接私の頭を見ればいい。なぜだろう。思い切って聞いてみた。

その美容師さんいわく、頭の形は左右対称ではないので、少しずつ髪を切りながら、髪型が左右対称になるように確認しているのだ、ということだった。少し切っては鏡で確認し、また少し切っては確認する、という。鏡を見ずに頭の形を頼りに切っていたら、左右対称の髪型にはならないということだ。

そう言われて久しぶりに、頭の形だけではなく、体全体も左右対称ではないことを思い出した。右目と左目の大きさも形も違うし、耳も左右で違う。当然右手と左手は長さも大きさも違うし、よく見れば右ひざと左ひざの形や大きさも違う。

よくもまあこれだけ左右非対称の体で、まっすぐ歩いたり走ったりできるものだと思う。美容師さんの鏡の確認と同じように、歩いたり走ったりしながら、自分で左右対称になるように無意識に確認をしているのかもしれない。