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先日このブログで、ロトルアのバスのことを書いた。CityRide という名前の緑色のバスが、ロトルア市内を走っている。平日と土曜日は30分間隔、日曜日は1時間に1本バスが来る。

このバスは、ロトルアのパブリックトランスポート(公共交通機関)であるが、ロトルア市が100%運営しているわけではない。実際にバスを運営しているのは、ロトルアのバス会社だ。このバス会社と契約を結んでいるのが、地方自治体の機関であるEnvironment Bay of Plenty という組織だ。そのEBOPという組織には、国からの税金とロトルア市からの地方税金が投入され、その一部がロトルアのバス会社に支払われるという仕組みだ。

バス会社はバスの購入とメンテナンス、そしてドライバーの雇用を担当、EBOPは、時刻表やバスルートの作成、苦情処理などを行い、ロトルア市は、バス停のポールやロードマークの設置などインフラ整備を行なう。

ロトルアではまだ、駐車場のスペースは車の保有台数に比べて余裕がある状態だが、このまま人口が増えて車も増えれば、いずれは駐車場の問題が大きく取り上げられる日もくるだろう。そんな事態になる前に、公共のバスの利用をもっと増やしていくべきだと思う。