大きな決断を下すとき

大きな決断をするとき、必要な情報をしっかりと集めて、それをもとに慎重に検討して決断を下す。そういうプロセスが大切だと思う。

留学、引越し、進学、結婚、大きなものを買う、転職、投資など、人生の分かれ目の時には、しっかりと情報を集めてから決断を下す。

でもごくたまに、大きな決断を下すとき、情報が集まらない段階から、ある一つの選択肢に強い興味を示してしまう、ということがある。今年中には必ず留学に行くとか、ずっと引越しを考えていたが今がそのタイミングだとか、次の仕事はこれしかないとか、まだ十分に検討しないうちに、自分では結論らしきものが見えることがある。確信はないけれど、この選択肢に間違いはないだろう、情報を集めてもきっと同じ結論に到達するだろう、と自分の中で何かが自分にささやくことがある。

勘とでも言うのだろうか。いつもは慎重に選択肢を一つ一つ検討してから最後に結論を出すのに、ごくたまに、自分の勘を最も信用しようと思うことがある。それが正しいのかどうかはわからない。時間がたっても正しかったのかどうかもわからないことも多いし、そもそも正しいかどうかという基準ではないのかもしれない。

でも、いろいろと頭で考える以前に、自分の勘がなんとなく一つの方向を照らしている場合は、それに従ってみようと思う。自分の最初の勘と、情報を集めて得られた結論が異なる場合でも、自分の勘を信用したいと思う。

たまにはそういう決断をしてみるのもいい。

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