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書いている途中で安いボールペンのインクがなくなった。とりあえずインクがなくなったボールペンを机の上に置き、新しいペンを箱から取り出して使った。

ふと見ると、インクがなくなったボールペンがずっと机の上に置きっぱなしだった。もう使えないのでゴミ箱に捨てた。ゴミ箱に捨てたボールペンをよく眺めると、すでにそれは「ごみ」だった。机の上に置いてあったペンは、ごみではなくて、「インクがなくなったボールペン」だったのに、それがゴミ箱に入れられたとたん、「ごみ」になった。

何故だろう。

同じものなのに、それが置かれている場所によって、ボールペンだったりごみだったりする。ゴミ箱が、今日買ってきたばかりの新しい何も他に入っていない箱でも、そこに入れられたボールペンはごみと呼ばれる。でも、ゴミ箱と同じ大きさの段ボール箱に、インクがなくなったボールペンばかりを入れて保管していれば、それらのボールペンはごみとは呼ばれない。インクがなくなって保管されているボールペンだ。

その違いは何なのだろう。