ワーキングホリデー
UenoTワーキングホリデービザでロトルアの語学学校に約５ヶ月通っていた男性が、先日、予定の修学期間を終了した。
彼は、日本の大学を卒業後、一度仕事についたが、さらなる資格を得るために日本で大学院に入学した。そして、その大学院で英語力の必要性を強く感じ、昨年から約半年間の予定でロトルアで英語を勉強している。
ニュージーランドに到着した当時は、英語の聞き取りもあまりできなかったようだが、５ヶ月間の語学学校での勉強とホームステイでの滞在で、ものすごく英語力が伸びた。語学学校の修了セレモニーでの英語でのスピーチは、とてもすばらしかった。
そして、その男性は、残りの１ヶ月のニュージーランド滞在期間、さらに英語力を伸ばすために、別の語学学校に入学することにした。ずっと通っていた語学学校にはとても満足していたのだが、長くいると生活に慣れすぎてしまい、緊張感がなくなってくるので、全く新しい環境で一からまた英語を勉強したかったからだ、という。
残りの１ヶ月の滞在は、旅行に行ったり、友達と遊んだり、アルバイトをしたりという選択肢もたくさんあっただろう。でも、敢えて自分をしんどい状況に置いて、英語を勉強する。その向上心とやる気には頭が下がる。
初日、調子はどうですかとメールをすると、クラスには日本人が一人だけで、英語を勉強するにはとてもいい環境だ、という返事が返ってきた。
これから約１ヶ月、彼ならまたさらに英語力が伸びるだろう。彼のようなやる気と向上心のある留学生は、心から応援したいと思う。
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