2月22日、NZ時間のお昼過ぎ、午後12時51分頃に発生した、クライストチャーチの地震についてその後の情報をお伝えします。ニュージーランドのオンライン新聞、テレビ、ツイッター、Facebook などからの情報です。
地震は、ニュージーランドの南島のクライストチャーチ付近で起きました。現時点で被害が確認されているのは、クライストチャーチ市とその周辺です。ニュージーランド最大の都市オークランドや、首都ウエリントン、弊社のオフィスのあるロトルア、また、南島の観光都市クイーンズタウンなど、ニュージーランドのほとんどの地域では、この地震による被害は全くありません。
また、日本でクライストチャーチの地震に関する報道が大きく取り扱われていますので、日本にいらっしゃる多くの方が、ニュージーランドに滞在している方々の安否を心配しています。たとえ、今回の地震による被害が全くない、北島のオークランドやウエリントン、ロトルアなどに滞在している方でも、日本のご家族やご友人には、できるだけコンタクトを取って、ご自身が安全に生活をしていることを必ず連絡してください。
特に、数週間から1年などの短期滞在の留学生の方、ニュージーランドのクライストチャーチ以外の地域に住んでいると、地震の被害が全くないので、日本の家族や友人が心配していることにさえ気がつきにくいですが、必ず、日本にできるだけ早く連絡をしてください。
現在も、倒壊した建物の中に閉じ込められている方々の救出作業が続いています。
ニュージーランド航空は、クライストチャーチ発着の国内線の航空券を、片道NZ$50で販売することを決定し、2月27日の日曜日まで引き続き継続する予定にしています。
避難所となっている、Welfare センターでは、食料やベッドなどは十分にあります。これ以上は現時点では必要ありません。
現在、市内の50%で断水しています。電器は75%まで復旧しており、今夜までには80%まで復旧する予定です。もともと日本よりもガスは普及しておらず、水道と電気が2大ライフラインとなっています。
被災地で必要なガソリンは、必要量は市内か市内付近ですでに確保できているとのことです。
必要な食料の確保もできているとのことです。
残念ながら、現時点で113名の方が亡くなったことが確認されています。そのうち4名のお名前が公表されています。4名のうち2名は、5ヶ月と9ヶ月の赤ちゃんです。心よりご冥福をお祈りいたします。
まだ228名の安否が確認されていません。
10カ国から559名のレスキュー隊が救助作業を続けています。
452名の方が5箇所の避難所で避難しています。多くの方は自力でクライストチャーチ外に避難しているようです。
ドネーションを募っています。
など
日本ラグビー協会では、2月27日(日)ラグビーの日本選手権(決勝)にてNZ地震に対する復興募金活動を秩父宮ラグビー場にて実施します。
クライストチャーチを含むカンタベリー地方を地元とするラグビーチーム、クルセーダーズのチームカラーにちなんで、黒と赤の衣類を身につけて、クライストチャーチを応援、サポートしよう、という運動が広がっています。
まだ倒壊した建物に閉じ込めれている方の、一刻も早い救出を心から願っています。また、被害に遭われた地区の皆様の一日も早い復興をお祈りいたします。
キックオフNZのSNS